すめろきの姫御子は 黒き月に歌ふ 幻の恋人よ 共に夜を往かむ 二人 風となり星を巡り...
(ワルキューレ) ここにいる私 かつていたあなた みんないつかは忘れてしまう 小さいあなたを 人は立ち止まれない そして今を生きていく...
日曜日の遊園地は まるで魔術師(マジシャン) 気づかれずに 夕暮れを連れてくる ティーカップ メリーゴーラウンド ショーベース ジェットコースター 子供に還り 思いきりはしゃいで 「そろそろ帰る?」...
街にとびだそう 風はもう通りすぎてったよ 黒い雲 だき 土にかくれてた 花のたね 芽ぶきはじめてるよ 背のびして おひさまホワホワ…やさしく照らして ココロがフワフワ とけて、はじけて、とんでいく 青い空...
たとえば 暖炉でゆれる炎 たとえば 頬をなでるそよ風 いつもそばにいるけど 気づかないくらいに だけど心がふるえる夜は 包みこめるように...
ちょっと変わってるかな、あなたと私 雑誌に載ってたりテレビで見たりする 恋人同士とは ちょっと違う気がするね、きっとふたりは でも あふれる想いは そう どこにでもある...
天使が踊る 夢の離宮で 蒼い水面にそよぐ 月を浴びて 禁忌の翼 広げた彼方 星の波間で 見つけたともし火...