無意識の海へと 脆く傷付いた躯を沈めた 繰り返す面影に ただ愛が欲しいと願う 不安定な（ゆれうごく）命に贈る 彼方からの鎮魂歌（レクイエム） 美しく残酷な旋律（メロディ）...
捧ぐ贄は ただひとつの戀 わが心 血に染む 紫の さあ玻璃（ガラス）に閉じ込めなさい きずを飾り...
一年中咲き乱れる 薔薇の園で暮らせたなら わたしたちだって 少しも変わらずに...
目覚める前の国で 僕らはいつも 頬を寄せ合いながら 唄った...
おひさま今日もゴキゲンかしら 日傘もばっちり装備 絶好のお出かけ日和ね みんな計画どおり 靴のリボンきゅっと締めたら いざしゅっぱつ！ ふわり 風に乗ってゆくの...
翠のひかり揺れてる こころの森の中を歩く 耳を 澄ます あなたの声が聴こえる 深い深い根で繋がって 小さな樹 辿り着いた...
暗い鞄の中 時計とお別れ 誰かがネジを巻くまで ひとりきり眠る そんな夜に 戻りたくないの 手をにぎって 離さないでね...
夢は風 光導く 空と雲を超えてゆく あなたの声 響け...
まだ云わないで 呪文めいたその言葉 “愛”なんて羽のように軽い 囁いて...
揺れる夢の記憶はいつも 孤独な夜 暗い闇に怯えて 泣いている迷い子の祈りは届くの？...