取れかけの目玉も 外れかけの舌も くれてやるよもう 全ていらない...
ご覧この目の前の細道が刻下二つに分かれているの そのいずれを選んだなら もう元に戻れやしないな 試すでもなく無難を寄せ合う日々 代わり映えない...
受験ほっぽり ポテチぽりぽり おこたほっこり 涙ちょっぴり そんな生活 変えなきゃだよね ちょっと恋活 がんばらなきゃね...
午前三時 トンネルに老眼鏡を担いで行った 泥棒猫を追いかけて 素足で駆けだして 大親友の彼氏の連れ 不味いピラフ作ったお前...
あれは そう 初めて あなたに 遭遇したの 暑い夏の午後...
夜明けを穿（うが）つ 疾風（はやて）となりて 錆びた轍（てつ）を 掻き鳴らすなら この手は未だ 屍（しかばね）なれど 今も夢の中。...
天霧らう聖るり講に風信器が軋るのは 少しずつまだある貝殻に触れることでしょう 言えないよ...
拝啓 人間様 ワタシハ汚人形サン 背景 黒イ棺...
独りぼっちだから痛い痛い 傷だらけだから痛い痛い 今あなたの後で笑って立ってる 捨てられた人形みたいに...