南の風に運ばれる 潮の香りに包まれて そんなラムネ色のメロディ 夏の日差し いつもの道...
やけに白い雲に 遠く響く人の声 眠っているような時 夢を見ているような時...
いつからだろう僕は見落とした 夢たちを掻き集めて 空っぽの瓶に詰め込んだまま...
また君を見失って 綿菓子をちょっと浮かべた空 ひらり ひらり ひらり歩く...
なんかイヤなことばかり 続く気分で となりの芝生がほら 青く見えてる つまんない顔はすい寄せる 磁石みたい すい寄せる また新しい憂鬱の種...
力いっぱい割ったラムネのビンからこぼれるビー玉 そいつが映す世界はひどく歪んでました。 炭酸のめないからラムネの僕にとっての魅力は...
聞こえてくるのはビー玉の音 ポニーテールの少女が笑う 明日もこうしてまたあの子を...
もし目覚まし時計が壊れなければ あの坂道で会うこともなかったのに 自転車のペダル 息を切らして漕いでたあの日...
透き通ったガラス玉 半透明を覗いた 君がいて 目が合った 遠い夏の記憶が呼んでいる...
愛とか後ろめたいし 泣いたこと隠して 呼んだ名前はいつどこで存在した? 観測できない星 灯台下明るし 灰になった優しさ吸い込んで熱が出た...