絶え間なく揺るぎなく愛に浸り 僕らいつも堕ちてゆくばかりだった ずっと一緒にいられたらいいね ただそれだけのためなんだ...
鍵をして 鍵をして 絶え間なく祈って 切り取って 切り取って 迷わずに壊して 灯を点けて 灯を点けて 鮮明に描いて いつだって いつだって 盲目に笑って...
この夢はいつまでも結末を知らずに 幸福と憂鬱をせめぐように揺れてる 恋のぬかるみに くらり 眩むように 冷たく固く閉じ込めたら 痛みも少しは癒えるかな?...
ざらついた言葉だけが宙を泳ぐ 枯れた現実 ぎこちなく踊るような世界にわたしは連れ出される 濃くなった淀みの中 飽き飽きな表情の君 できるならその手を取って 今すぐに抜け出したかったのに...
命の糸ちぎって空を見上げた 光の波が肺の中満ちて浮かんでく 凝固した鈍いネガティブもやがて 色彩淡く溶かされて 地平が弾けた...
輪郭のぶれた この風景から 君とふたりきり 切り取ったフレーム 全てを受け入れ 君は微笑んで でも何故かなんとなく悲しいね...
君の言葉を白いテーブルに並べて 穏やかな思案にふける 気付いたよ ...
胸の底に溜まる粘着性の感情 心閉ざしてでも君には見せたくないな 透明なまなざしに不意を突かれて...