君のことを絶対忘れない たとえもう君がいなくとも 初めて遇った日...
髪を切りすぎた午後 やけに陽射しが眩しくて 思わずかざした手に 乾いた風が触れていった ガラスに映る姿(かげ) 少し あの頃と似ていて 消えない想いに またふわりと 包まれてしまう...
冬のにおい 雪のしらせ 感じる頃 君はやってくる まばらに散る 白がやがて...
びしょ濡れのシーツ被って 大音量 ヘッドフォンして 掻き消して欲しい まだ滲みついた daily life,with you...
「夢」と一言 呟いて 目覚めの悪い朝を迎える コンクリートは踏まれつづけて...
足を濡らす 水槽の中 溶けて消える 雲の涙さえ 朝がくる時間には一滴に満たない...
「今はもう昔の…」と 御定まりの口上で奏う 傾城が華と呼ばれし妓の唄 艶に三味ひとつ 「あれ見やれ」と太夫の道中誰ぞの声がすりゃ...