大きな河の流れる町で 望みを抱いて私は生きる 鈍色のレリーフが 異国の風を私に吹かす...
忘れかけてた恋も 思い出しちゃいそうな キラキラ光る水面 まるで夢のように そう 今なら許せそうよ いくじなしの自分も つまづいても次があるよ 時は流れる...
あなたの言葉を 今日も待ってる 準備万全 何時(いつ)でもおいで ココロが弾む すばらしい歌...
煌びやかな郊外が 馴染めなくて ふらりと立ち寄った 駅前は 見渡す限りの シャッター通り 駅ビルだけが 迷惑そうに...
お前の歌など 聞きたくはない お前の愚痴など 聞きたくはない お前の夢など 知りたくはない お前の命は お前が使え...
街が華やぐ頃 僕の心は遠く 冬芽の殻を固く閉じて 何も語らない 言い出せない それは北の大地の定め 愛しさにほころぶ気持ちを 凍てつく記憶が縛る...
両手を握り締め 「行かないで」と言った それでも 「あの町を捨てない」と言った 優しすぎる貴方 ぶれないその笑顔 道標ない私には いじわる北風...
切り立った長い山並みの先 鋭く尖ったその果ての 細い細い崖の上 目指して...
雨降る夜も 嵐の吹く夜も 私はこうして 歌を作っています 優しい声はいつでもそばにいて 絶えないエールが 私を包みます...