こだまする 僕の足音に並ぶ テンポの違う足音が響いた ポケットに手をつっこんだままで...
「疲れたな」のあとそれでも 昨日の明日 君にいう程でもないな...
むかしむかしあるところで あふれている おはなし よくある 物語...
行かなくちゃ とおく、とおく あの日、残像。 あの日、残響。...
翳した右腕 左腕をあげ君は まるで僕を見透かした...
君の後ろ 踏切 僕に見えたのは それきり ドラマみたい 逆光 夕景が君の向こうに...
ふわりふわり桜色が 鼻先掠め 過ぎ去って行く 色彩を覚える 春の街...
歩き出した 夜の入り口 目を閉じる チケットで 出来るだけ 遠くの音を 聴いてたいの 繰り返す 4分33秒が 繋ぎとめる 僕の意識 ひとつだった その答えが ふたつに なっただけのコト...
瓦礫の上にのぼるネコが 僕をただ見下しているような気が あの日、光った太陽がもう 曖昧な言葉のように散らばっていく 君のそばに居るということ 刻む円を見つめていくということ 僕のそばに居るということ この円に目を伏せていくということ...
そうだ ひとつ前の今日の僕は 悔やんで君を呆れさせる事の天才で そして ひとつ巡った今日の僕は 尚も後悔の渦ってヤツの渦中で 君の居ない明日がもし来て 思う事は...