いつの間にか私のことなど 忘れ去っていくのでしょう それは仕方のないことだけど 時々は思い出して...
家を出て３時間経ったの そろそろお母さん気づく頃ね きらきら光ってる街の灯がきれい このまま遠くへ行きたいな...
まっ暗い道を前にして不安な心を抑えます 唇開けば青い夢言い訳もすぐに付いてきます うだつの上がらないまま時だけが過ぎさって行くのかもね...
背も低いし髪型もなんか変で ガキ臭くて空気も読めないし どうしてあんな奴のこと 私 好きになんかなってるんだろう...
一人暮らし始めた頃 知り合いなんて誰もいないし 時間だけは有り余ってるから 見知らぬ街をぶらぶら歩いた...
これで何度目なんだと 騒いでみても仕様が無いから 気持ち整えてお別れしよう ようやくこの街にも慣れたけど...
胸のあたりが ずきずきしてる どうやら死んじゃったみたい 私 それも仕方ないよね きっと あんな所で こけちゃダメよね...
いつもなら一人きりで見上げてた筈の月なのに 不思議な縁で知り合った若い方々とご相席 老いた者などの話なぞ今の子供らにゃ詰らなかろう 浮かれ騒ぐ様な場でも無し人知れず夜空を楽しもうか...