造花の言葉で愛してよ 乾いた砂漠みたいにさ 枯れることない花束だけ ずっと欲しかったの ちぐはぐな想い 気づかずにいる...
高二の時 友達と電車に乗って 話してたら 男がタックルしてきた(体験談) 「どけよ」と放ち 去っていく後ろ姿に...
すれ違うことから 始めましょう すました顔で 通りすぎる お気に入りのピアス付けて...
戸惑いの雨の中で 傘を投げ捨てた 降り注ぐ言葉の弾は 深く突き刺さる この窪んだ道の先に 何があるのか ただ見定めたくて 足を踏み出してた...
君と何度も繋いだ手のひらが 君と何度も歩いたこの道が 忘れないでと胸を叩く...
2021年7月7日 研究報告を終え、思考停止しきった自分の頭を、身体が引きずって家に帰った。パソコンを開いて、何も考えない。自由連想のように、今こうして文章を作っている。今何かを入力しようとしていたのだが、すっかり消えてしまう。今、何を考えていたんだろう。私はよく自分が数秒前まで考えていたことをすっかり忘れてしまい、その数秒前を思い出すために数分間をかけてしまうことがある。こうして書いている今この瞬間も、私はスマートフォンに到着する就活サイトからのメールによって、思考を中断させられてしまう。そうした忘れ去られた私の断片は雑音となって、この音楽のように消え去ってしまう。 最終的な結果が重視される今の世の中において、その過程でどのようなものがつくられ、そしてそれらがどのようにして消えていったかは問題ではない。結果だけが残された世界で、ノイズリダクションのように拒否された微細な雑音たちはもはや価値すら見いだされない。綺麗に整備された音たちはあらゆる処理をかけられ、私たちに美しい世界を提供してくれる。それらは人間の耳に快適さを提供するよう編集され、私たちの欲望を埋めてくれるように計算された結果が現れている。だからこそ、私た...
私はいらない子? 午前三時の暗黒世界 お気に入りのワンピース着て 生き先なんてどこにもないの だけど寂しくないからね...
ひとりぼっち さみしいの ダレカタスケテ 心の隙間埋めるのにはどうすればいいの? 使いもしないものをたくさん買い...
身に余る名声を 手に入れたのは本望じゃなく そんなもの きっとさ...
春が明く髪を変えて、 風にゆるやかに揺れていた。 あんな最低な別れ方もさ、...