おだやかな 季節を運ぶ風が吹く もうすぐ新しい何かと めぐり逢える気がした...
夢中で追いかけた風 立ち止まり不意に見失う 何度もさがしたけれど 何処にもいないんだ...
儚き光は人の夢 水面に浮かんだ銀の月 まぼろしだと知りながら追い掛け あなたの幼きその指が...
静かに目を閉じて 風を吸い込んだら もっと高く飛べる 信じて空を見る もし君が何処かで 怖がっているなら 1人じゃないことを 必ず覚えてて…...
あなたの瞳の力で 私は変わってゆこう 昨日の揺らいだ気持ちを 脱ぎ捨てるために… 夢に見ていたシアワセなら 誰かが運んでくれると思ってた 急ぎ足の街で言い訳ばかり みんなも同じとうそぶいてた...
並んで歩いた 帰り道は いつもおんなじ 風が流れるように...
伝えたい想いが今 溢れているよ 言葉にできなくて戸惑っている 出会いから 数えきれぬ季節が巡り 語りあかした夜がなつかしいよね...
1人で雨を歩いてる 街の中 冷たくなった指先 そっと握ってた すれ違う傘 笑い合う人混みで めぐり逢うことの意味を考えていたよ...
この瞳 君の瞳に 映るどんなモノも 見極めて見せるよ 真実を 僕達はこの時代に どれだけの夢抱えて 涙して迷いながら それに賭けてみてるの?...
水面は一雫受け止めて 幾重にも穏やかに紡ぎだす 波絞のゆるやかな広がりは 波となり果てしなく寄せて返す...