振り切れた後悔が 音を立てて弾けた 夜のしじまに響く 未練の歌声 ぽっかりと空いてしまっていた 心の中心に 静かにまた生まれた 小さな恋灯が...
追ってはもう撒(ま)いたみたい しばらくここで休んでいこう 今日が何月何日か 知る術もないみたいだ...
見下ろした街の 光がちらつく 音もなく進む 空の夜行便 ポケットまさぐって 手に取った写真 色褪せるものと 色褪せないもの...
固く閉ざされている その門の先にある 気高き城の屋上 囚われた姫を救う あなたは勇敢で 命知らずの戦士(ソルジャー) 薙ぎ払う一閃にはもう 何の迷いもなくて...
今でもそれだけ信じてるよ 今でもそれだけ信じてるよ 僕らはまだ未完成のままの シナリオを歩いてゆくの...
燃え尽きて灰になった 心の残骸を かき集めて「愛」という蝋燭を作りました 涙で湿ったそれは 上手く炎を保てなくて 何度も何度も 君との日々を思い出しました...
それはむかしのはなし おやすみのそのまえに おきにいりのえほんを よみきかせてくれた ゆれるひかりと かぜのおとと...
あの日からどれほどの時間が流れたのかな 君と見た夢のことを思い出すよ 喜びも悲しみも、今は胸にしまって...
モノクロの世界に映した 変わり映えのしない風景 いつか巡る希望を信じて ボロボロになった身体を起こした いつかまた会いに来るから ここで待っててね...
遠い空、暮れなずんで 貴方を想う日は 笑ったり、泣いてみたり 忙しい私です。 ふたりが過ごした街は あの頃の面影はなくて...