幼気な夜に連れ去って 実態の無い檻にずっと消えたまま サイケなネオン見渡して...
ナイトフライトで追って また天から宙まで一転落ちて 削いで繋いでる関係 見えないなら今すぐ飛んで ホワイトプライドを討って 今聞いたこともない叫声 どうせ...
立ち昇った号哭のままに 滅びゆくと周知して 月明かりが燃え尽きる度に 蹊を成す有象無象の饗に 猛り立った情動の性に 心地良いと終止して...
大体君は鈍感です いつも決めつけたような乱気流 ため息の正体は間違いないね これから始まる 言うなれば抵抗です 僕ら似たもの同士 なんてね...
壮大なWonder landって程じゃない そうやって もう一回ハイになっていたいのさ 弩級未来図だって口説けない 衝動に...
奇っ怪な遺体は 宙を舞って 僕の視界を 三つに刻んで 零時、今日も 例によって...
(リン)片喰ひらいて 陽が舞って落ちた 嘘ついた桜は 月夜に導き 雪だった視界も 花咲いて消えた...
スタンド・アップ 鳶色のスキャンダル フラッシュバックはビートのクラッシャー さんざめく心音と謳った...
君と愛だって証明したい 足取りを倭文へ向けて 閑静、丁寧 街路樹の下まで 錆びた後悔と 甘い情景も 足枷になって 手繰り寄せないで...
舞い落ちる終夜 故に(はら はら) 枯蘆は散っていた 誰かの睫毛は薄氷の 道理通し気に掛ける 浮いている杜若 故に(はら はら) 黄昏は聞いていた...