突然進んだ時計を見る 朝 二人段々と 色濃く映す 影 離れ 一人ぼっち照らされた 窓からのそれは 浮かぶあのオレンジが 心のデータから消えなくて...
ミクに 言いたい ボクは踏み出せたのだとね ここからが スタート...
「miki、始動シマス」 すみれ色の雲の中で 地球の死滅を悟る 歴史を塗り替えるために 時を百年戻るの 目を覚ましたら 新宿駅でデート中...
「神々の爪痕」 全真空彫像(オールチューブレリーフ)の囁きで 有機体のような 鉄の洞道の名を知る時、...
構築された絶対聖域は暗く閉ざされた母で 太陽の光さえも届かない、コキュトスの箱庭 この記憶は作られたフェイク プラグで転送られたデータ 禁忌の手により造形された最終兵器はどこへ消えた?...
夢の途中 目が覚めて携帯開いたら 「おやすみ」メール...
おとぼけ勇者と インテリ賢者と 今日も旅に出ましょ 準備は出来たの? 仮想の空間に 生きるお姫様 窓の外の景色は 日々遠くなる...
君との時間を見つめていた 本棚とかベッドとか 向かい合わせで食事をした 小さなテーブルとか...
最初の言葉と最初の振る舞い 鏡に向かっていろいろ試す おかしいほど拙くて 期待と不安がこの胸を揺らす おなじ時間の上均しく分け合う ひとつの空間を...