雲と雲の切れ間から 差し込んだ光の筋 その透きとおったオレンジが 空と街をつないでいる 一人ぼっちは じっとしてさえいれば それなりの朝は訪れた...
この街をつつむ風は どこか少し冷たくって 僕はいつも独りだった それでいいと思ってたんだ...
めぐり逢わなかったらこんな愛せなかった ずっと忘れないでいて ゆらりゆらり舞い降りる 今も胸を締め付ける...
真っ白に降り積もる光に手をのばした 記憶あの日のままで 失くしてしまわないように 言葉に託した想い 君に届けて 月明かりに照らされて 夢のかけら夜に舞う 震えながら寄り添った 温もりまで覚えている...
紙に書いたらわかるのかな 言葉にすれば見えるのかな 何も無くなってしまった だけど身体重く感じた...
とにかく こんな街から逃げ出したくて まだ暗いうち 誰もいない道 ぼくら出発した どちらへいけば 未来に続いてるのか…? わからなくて 君と二人で ただ走ったんだ...
朝を知らない 孤独な月 見上げたまま 目を閉じたら あなたの笑顔が 未来への帳が 時空を超え この手の中に...