深海グラビティ私の気持ちは 潰されながら息をするの 深海グラビティガール 一人きり...
色分け:鏡音リン・鏡音レン {「またいびきかいてる...」} {図書室の端の特等席が、春になって変なやつに取られた。} {私が隣に座るとすぐさま起きる。}...
マイナスへ暗いホール 「拝啓、退場よ」愛ない発声 僕の変わった気持ちは...
午前二時 夜空に 浮かんだ星達ふわり 待宵 十五夜 照らした横顔 ため息混じりの 瞳が揺らいだ 君の 指先触れたら 波紋が広がる...
あどけない呼吸音 不規則な視界に 動悸がした 解けない 見えない糸 結び目を伝って 灯を灯した...
何気無いこと 星たちが落ち 太陽が昇る空 耳を澄ませて 音を頼りに 追いかけてみる キミが見つけた景色探して 風を追い越して 開く世界に 飛び込んでゆくの...
一人きりの歌声に 細い弦を震わせた 寄る辺なき身の寂しさ 微塵も感じることなく 鼓動に体合わせて 移ろう時に降り立つ...
見下ろした街へ急ぐ 今日も明日も調子が悪くて もう泣きそうだ 泣き出した 少し甘えれば なんとかなるさ...
このまま 気付かないの? それだって構わないと誓ったのに その声 匂いが 近づいてくると 駆けだしている...
月のない夜に、ほら 手の平に降りた星が 楽しい日々を呼ぶの それだけじゃないよ 響き渡る歌声は 知らないトコに届いて 何かが起きるそんな日は 忘れた頃に訪れる...