ちょっとまって あっちのジジョーとこっちのビミョーで ふらり・ふら そんなところつっついたら...
フィルムに残した、教室、誰も居ない校舎 明日から来ることは無いのだろうな 黒板、書かれた思い思いのメッセージ この場所は、来年も変わらないで...
ああ眠い眠い眠い頭 ちょっと一人になりたくて 快適な温もりを探して 人目につかない場所へ 今まで見ていた夢の中 ほらねほらね綺麗な色 このまましばらく泣きたくて まだねまだね眠りたい...
君のうつろな目が 僕の心を貫いた夏 淡い線香花火のように 残る 古い街の記憶 過ぎ去っていく日々の幻...
平穏に沈む世渡り上手の教えは 正義感を持つ奴だけが馬鹿をみるらしい こんなもの突きつけられて笑えと言うなら...
凍える風がそっと 囁いた言葉 東の国へ行こう 朝が来る前に モノクロに繰り返す ありふれた世界...
時計の針だけ廻る世界 セピアの景色に鐘が響く 窓辺の席には無言の空 私はここから何を見てきた...
何気ない言葉 その奥から照れ隠しの優しさ感じていた 思い出すよ ほら 夢中になって汗に濡れたグラウンドの熱さを ボロボロの辞書の落書きはセピア色 切なくて...
零れ落ちてゆく 幾千の涙の 悲しい色だけが 辺りを染めてゆく 窓に映る 切ない景色 遠い日の思い出 セピア色の面影...
寂しいだなんて今は 声に出すことさえできなくて 凍える吐息に乗せた 溢れる想いあなたに届けば どうしてだろう 脆く 脆く セピア色に染まった...