兵隊がセピア色の街で花束を見つけた 名前を無くした少女が花を一輪手にしていた 躾のなってない猿が暴れて 秩序を固めて隙間は増えた...
絶えまなくせせらぐ川に その身を映す揺らぐ空へ 舞い散るは想い出の樹の 黄金の葉よ 風を 琥珀に染めて...
これは遠い遠い昔の記憶 夢に向かって飛び出していった少年と ただそれを見送ることしか出来なかった少女...
フェイクみたいな溜め息ついて 何をそんなに憂いているの？ そんな辛い恋ならば はやく 僕の胸にくれば いいのに...
遠い夏の面影 ふと見上げる夕焼け空 いつまでも消えない 君の 記憶の箱 オレンジに染まる空 広がるセピアの世界が...
少し涼しくなった夕暮れのこの部屋で ふいに出てきた写真にそっと立ちつくす どれくらい経ったんだろ？ 元気にしてるのかな？ 大好きだった笑顔がこころ締め付ける...
街がほら 冬の詩に染められてく 想い出さえ モノクロに・・・ セピア色した この季節が大好きで 色づいた枯葉の雨 キレイ...
目の前は彼氏彼女の帰り道 青春（あおいはる）の甘い香り満たしている 「LOVE...世には二人きりだね」「まるでね▽」 焦げ付きそうな目と目で...
いつか時が流れて 大人になっても 輝いた日々を 忘れないよ はしゃいだ放課後も 見慣れた風景も 大切な宝物だから...
それは鳴りやんだはずの 音の霞 無下にさげすんだ 君のそれは罪 既に消え去った日々はセピアに変わって...