かかとのすり減ったスニーカー 急いではいて走り出す 本日天気は曇りのち晴れ...
冬のにおいさえ 素敵に思えて カラフルな信号機 行く手を阻むの 今まで知らなかった 景色を探しに レンガの道を駆け抜けて...
太陽が目覚める 午前5時前に 意味も無く飛び起きる でっかい鞄 引っさげてほら 何だか冒険者みたいだ...
スニーカーで描いた 世界地図で 二等辺の欲望だって 抱え込んだんです 無限大の焦燥 不完全な夜に 凪いだ 凪いだ ようだ...
汚れた泥だらけのスニーカー脱ぎ捨てて 裸足で駆け抜けてゆく まるで子供のように あの日を思い出したよ 幼き日々を...
「もう、いいかい?」 「いいよ、オニさんこちらへ」 二人で 今日は 夜を越えるよ 吐息を 吐いたら...
希望の消えた世界は 太りすぎてちょっとも飛べない。 依然僕にマチガイを インポートする。 ズボンの裾伸びきって iPodのコードが揺れる イヤホンをあてがって とりあえずはフード被っておけば問題ないや。...
ほんの少しの小銭詰めてさ 下駄の音鳴らせばいつもの景色は何も無い 倍の速さで時間は過ぎる 顔がにやけちゃったら綿菓子を頬張れ...
履き慣れたスニーカーと 薄く積もる雪道が 流れゆく時間だけを 鮮やかに映す だけどいつだって...
履き古したスニーカー 足を湿気で蒸らしてさ バカみたい そんな格好で君はどこへ行きたいの? 捨ててしまえ 日傘と上着 日焼け対策は大事さ それでも...