{7月3日、温いそよ風を浴びながら、僕らは小高い丘の上にいた。} {風より早く、急に彼女がこっちを向いた。} {「最後に君と見にこれて良かった」} {「どうしても聞きたいことがあるんだ」}...
変わり果てた理想投げつけ 変わらない未来の鏡像 使い方すらも知らない 金属の冷たさしか無い...
どうして僕は生きている 安いこの人生の踏切で 今 一歩踏み出した 誰も止めなかった あなた以外は...
{「ミル、あなたはどうして話せるの?」} {「僕は人間以外の何かになりたかったんだ」} {「じゃああなたミルキーじゃないのね」} {「それが、何も思い出せないんだ」}...
{俺にはこれしか無いんだ。} {ただ、走ることしか。} ある日神様は言いました 「勝敗の価値は道に落ちてる」 {「女が勝てるわけないだろ。」}...
{「おや、綺麗な花だね。」} {「雨上がりに見つけたのです、神父様に。」} {「ありがとう、今日も点数をやろう。」} {私は両親に捨てられて、この教会で面倒をみてもらっている。}...
僕には色が無くて 君には色がある 切り取った痛み全部...
ぼっちナンバー 数えるの ぼっちナンバー 答えてよ 正しいの?...
錆びた感情なんて もう電子の渦に飲まれた 今 粛清を願った...
茶茶茶 茶っかりさん お隣へどうぞ 耽美な遊びは 茶茶茶 茶ーミング・ワン そんな宵越しの茶はいいの...