おとぎ話のような 空想広げたら ほら きっとイチゴの森に 迷いこめるでしょう? あれはどうして 白うさぎ 追いかけたら始まるの?...
走り続ける 事に意味を 見出してしまった 純粋なムスタング...
灰色 鮮やかな 街並みは冷たかった 気紛れ 慈悲の手も 人ごみに消えてく いつまでも変わることない 闇へ垂れる月の雫...
宵や 良いや 今夜は 縁や 宴や 祭りさ 化かし 沸かし 騙し合いや 錆びた 寂びた お城は...
小さく中指ヒトツ フォルダを新規作成 製作日時は君と会ったあのときそのままで 固まりそうな程だった 負荷を耐えて押し込めて 全てを詰め込んで作りあげた 無名のフォルダ...
咲いて散りゆく胡蝶の夢 淡紅色の花 満場御礼まします今日 花や花やと乞う ひととせと時めく空 扇を袖と揺らす 紛れ込み息触れ合い装う紡ぎ言葉...
青いリボンをつけて 天使のブローチ添えたら 素顔隠す キミの心 そっと奪いにゆくよ まだあなたの温もりの残るマフラー...
「ねえ、ボクのこと好き?」 「ああ、好きだよ」 「じゃあ、ボクの何処が好き?」 「全部好きだ」...
好きでいるのが辛いだけなら 嫌いになればいいのに 奪われるのも辛いだけなら どうして会いに行けないの 隣に君のいない小道を歩いてやっと気付いた 離れ離れは始まっていた ずっともうバラバラでしょう...
爪先を 踏みならして 雨を舞いましょう 指先を 伝う雫 何処へと消えてく...