夕暮れ5時の心斎橋 あてもなく歩くアーケード 建物の切れ間 射し込む斜陽 途切れがちな僕らの会話のよう...
可惜夜にあなた お誂え向きですね 紅差し指でつつく 恋現 玉響にあなた 目を閉じて希う...
廻る君と過ごした夏が 真っ白に広がって通り過ぎていく 3回目の瞳会わせ 君だけに伝えていくナツメグリ...
半径85センチが この手の届く距離 今から振り回しますので 離れていてください ただ回る事が楽しかった このままでいたかった ただ回る事を続けていたら 止まり方を忘れていた...
ドーナツ型ユーフォー ひらひら あれはクラゲ宇宙人...
「ずっと前からアタシは キミのことが好きでした」 ただそれを伝えたいの...
遠くで同じ月を見ている 君に今 送るよ この言葉を 暗すぎる夜空に紛れ 涙をうまく隠してたつもり...
夏休み最後の日 1つ残した宿題を 片付けるために 自転車に飛び乗った...
ピコピコ電波が飛び交った 扇風機のスイッチ入れた よく知らない歌を歌った...
無重力の空間〈せかい〉 被弾ひとつでイチコロ 搭乗の時の仕草 自分を取り戻す(・・・はっ) 私の思い通り たちまち宇宙〈そら〉の水雲...