これが楽しくなる これからのシグナル 辿り着いたわけじゃなくて 気づけば足を踏み入れてたような 見慣れた場所ではないけど 懐かしさを感じる不思議な広場...
肩をなでる髪には 過去がないわ 瘡蓋がとれるまで あと少しさ だめ だめ 跡が残らないように だめ だめ 掻き毟らないように...
傘を閉じたまま 雨宿りした季節が 遠くに見えた 待ちわびた日々は 風にさらわれて 夜が訪れ出す...
遠回りの 春の風は緩やかに 海の上泳いで 大切な お別れの時なのに 気の利かない素振り 遠回しな 言葉は隅によせて もっと話をしよう 記憶頼り いつでもずっと思い出せるように 確かめ合おう...
幼い頃から 本や歌のように 起伏のある道に 夢を重ねていました すぐに目を逸らす 悪い癖が出そうだから 近寄りやめて 瞳で追いかけてました...
二人 繋いだ手を離そう またね 夢の中でね 一人 起き抜けの朝 光る涙 きっと忘れたい 鏡に向けて (確かめた) 擦れた声が呟いてた 明日を重ね消えてくような 想い じゃなかったなぁ...
白い息を噛みしめてたら これからもよろしくね と聞こえた 特別な人になれなかったまま 空に浮かぶ雲を眺めた...
瞬きすらも重ねて 生きていきたかった 独りの夜を 忘れて 連鎖するような 日々の中に星ひとつ 君を見ていた 駆け出しの情熱が 歩き出したから 深い谷に気づいたの...
形だけ、叶えても、仕方ないから 優しさに、終わりをこめて、ずっと、眠らせて 想い浮かべた、景色は まだいくつもあるの...
眠る夜の間際に 短い旅が始まる 何も持たず 道も渡らず 辿り着きたい場所まで 例えばあなたのもとに 眺めてたあなたの前に ふわりふわり 空から降りて ドラマをはじめられるよ...