春よ 甘き春 朧(おぼろ)に 淡く 吐息 煙る 恋よ 愛(かな)し 恋よ この胸に 燈せよ 紅...
大好きだった あの歌 古いテープの中 小さなキズ 色あせたタイトル にじんだ夜明け...
夕陽が赤く草原に降るよ 火のように 夜の空が星を描き出す ひとつずつ...
雲は流れてる 風は歌いだす いつも走ってた この道のそばで 今も白い花が咲いて笑っている でも止まらない 胸がつまるほど...
届けて この声を 伝えて 今すぐに いそいで ここに来て 感じて まだ見ぬ力 信じて欲しいの...
夜の空に瞬く 遠い金の星 ゆうべ夢で見あげた 小鳥と同じ色 眠れぬ夜に ひとりうたう歌...
淋しいときには ぬくもりを探し 遥かにたどるよ 懐かしい記憶を 母が愛し子を腕(かいな)に抱(いだ)いて 日だまりの中で子守歌を歌う...
木曜日の4時間目窓際は 私だけ特等席 授業じゃ習わない科目 どんなに多くの人の中からでも 一瞬だけであなたの姿 ちゃんと見つける...
雲間に踊る光 草原にふりそそぐ季節 今 始まる 駆け寄る 友の声に ふりむけばそこに いつも変わらぬ笑顔...
朝のひかりの中を 風といっしょに走る ほんの少しのあいだ あなたと会えるだけ...