煙る蒸気 軋む輪軸と 揺れる鉄の部屋で誑すその悲劇 排他 猜疑 劣等感...
ねえ ガラクタと化したこの世から逃げるのは 容易いはずなのに 未練がましく息をしている...
あの日から囚われた部屋 錆びついた錠に触れ 捨て去った鍵をそっと拾い上げた...
例えば一つだけ願いが叶うのならば こんなちゃちな人生 今すぐに楽にしてほしい 纏わりつく歌が耳鳴りのように蝕む...
愛され足りないわ 能がない？ わかんない 何 何 はいはい間違いない...
さあ天国まで堕落しよう 鬼さんこちら ほら手の鳴る方へ とどのつまり 革命アジェンダ...
闇にゆらりゆらぐ遊園都市《ベロニカ》 嗚呼 まるで世界の心臓みたいだった 文字の雨が降る 叙景の向こう...
往生際が悪いみたい マルい未来を願う次第 大概“並”じゃ張り合いない 無い摩尼は 否みな皆...
嘘でくらっと揺れるロンリー 欲しがるならもっとあげるのに 体裁 嫉妬 歯剥 論理...
実に下らない 虚仮な"I LOVE YOU" 下手な唄にかけるオートチューン 媚び売りフェイクショー そりゃ無稽でしょ...