波乱の波をようやっと乗り越えりゃ新しき香りの西風が吹く 半髪頭を叩いて聞こえゆるは因循姑息の音ばかり 文明の花の蕾を突くのは刀に非ずと御国は説く...
思えばあれが 君と迎えた 一番最後の夜明けだった もしもそうとわかっていたら もう少し焼き付けておいたのに...
甘く思い出 くゆらせば 蘇るのは 故郷の 夜明け...
隠岐島 砕ける飛沫 佇む白き姿は 一羽の兎 赤き目玉に映るのは 愛しき故郷 海の向こう 因幡の地...
この歌をどうか聴いて…… 冷たい機械の世界で 蹲り待ち続けてた 朝も夜もない...
冷えた指にもてあますグラスにはオリーブ ジンの切っ先が私の胸に火を灯す くちびるにとける Sunrise and Sunset(Grenadine and Orange) 一晩じゃ物足りない...
すがすがし 出雲の空に 詠え 高らかに 黄泉の国と出雲国 八百万の神は此処に集う...
気がつけばここに寝転んでて 気がつけば愛されていた 頼んでないのに食事をくれて...
故郷の蛍を見れぬまま 今年も夏の足音 家路を急ぐ子らの声に...
☆あなたの靴の裏に僕はなりたい だっていつでも踏んでもらえるから あなたの靴の裏に僕はなりたい だっていつでもそばにいられるから...