あの日の帰りの道で 二人ゆびきりをしたんだ あなたは照れくさそうに「子供みたい」笑うけど 小指からあなたの体温 感じそっと目を伏せるの...
見上げた 私の前髪を 始まる秋の風 なでてく 透き通る 音の無いそらに 響き渡る あの声が...
ねぇ、きみきみ、目の前の私を無視するつもり? きみにわたしをそそぎこんで マーブルに染めてあげるから! いつものマクド 冷めた珈琲を片手に...
星を写し取った あの瞳 月が照らし濡れた その黒髪 僕のことを呼ぶ やさしい声 いつも傍においておきたいと...
錆びついた針が 引き摺るように 動いて 長い夜を指し示す 眠れないカラダ...
今夜もステージの上 当たるスポットライト 暗がりの客席の中 あなたの事探して...
やわらかに広がったこのあおい色の せかいはどこまでも繋がって 一人だけ暮らしてるこの世界の色だけが 全てだったのに...
赤い月は 輝き 今宵 悪夢の時間 魂を無くした 息 忘れたその身に...
いつもより 少し早く目覚めた 窓を開けると ほら 気持ちいい風吹くよ お気に入りの曲を聴き 歩く道...
終末への火蓋は もはや切られた 風 剣(つるぎ) 狼の フィンブルヴェト 群青の眼光に 見果てぬ荒野 天馬の蹄(ひづめ)が 戦場に響く...