奴はそこに居る事がわかる 怖い 奴は明かりに照らされている 怖い 奴は仲間を引き連れている 怖い...
さて何から始めようか 僕には広すぎる部屋 昨日までの騒がしさは 全てトイレに流された まあ昼寝でもしようか 目を閉じて横になると 懐かしいあいつの声 ドアのチャイムが鳴らされた...
まずい…こんな時に敵に囲まれてしまった… いったいどうしたら良いんだ! フッ…ここは俺に任せて先に行け!...
例えば懐かしい思い出達が優しく押し寄せる話 例えば美しい景色に見とれ時間を忘れた事 子供の頃思い描いてた憧れを...
遊べや遊べ お気の済むまで 行く先が見えないままノリ砕け 騒げや騒げ 夜が明けるまで...
ああ僕は上手く笑えていたのかな ああ今日は上手く話せていたのかな ちっぽけな左心室で熱を押し上げて 冷え切った指先が動き出すように...
ああ眠い眠い眠い頭 ちょっと一人になりたくて 快適な温もりを探して 人目につかない場所へ 今まで見ていた夢の中 ほらねほらね綺麗な色 このまましばらく泣きたくて まだねまだね眠りたい...
昨日の晩御飯食べたものが何も思い出せない さっきお話しをした人の名前さえ思い出せない 何かを頭に詰め込むたびに何かが頭をはみ出して 何かでできた山を見るたびに何かが自分を締め付ける...
だいたい何にも うまくできやしないから 夢をくり返すたびに 笑われました 何回やっても 何も始まらないから 昨日の話のたびに 怒られました...
あなたと過ごしたこの街が 今でもひとりじゃ歩けない 方向音痴 方向音痴 方向音痴 あっちかなこっちかなこの道は...