錆びついた世界 終焉の希望を求めて 乾いた地を走り出す 汚れた空の下で 残酷な現実が待ち受けている 奪われ続ける理想の未来...
青とポカリと浮かんだ向日葵 今日も空はアヲと滲む ボトルに重ねた僕と君の影 少し甘く少し辛く...
砕けたのは僕のさよならだ 愛したのは空白のせいだ 名前もない心を閉じこめ 恋したでしょ？続かないけれど ...
「何処へ行こう」 いつも空を指さしながら 「さあ、飛ぼう」 君と離れた街へ...
褪めていたんだ君の聲が 眩くて切なくてそっと 還らないけど生が溶けてく 一と零だけになる夏と...
追いかけていた夏は 僕の傍から掻き消えそうだ 飲みかけていたラムネに 残していった涙を...
転がしたビー玉に写ってた キラキラに乾いている透明 それが僕の向かう道しるべになるはずだ 8月の赤が砕けてやがて9月の青が咲いていた...
好きなんだって そうやって 透明なタバコを吸って信じてた ･･･煙たいだけだったのに 缶珈琲の温もりさえ奪う星が降って...
見ていたんだ君を呼んでから 瞳に映るんだ振り向いた姿が 冷たい風でまた崩れていく 震えた夏がまた凍えていくんだ...
真っ白の紙に一つ二つ折り目を奏でていく ニゲラの種を描きながら翼広げる ビー玉のサガシモノは今日もトウメイを映し出す...