舌触りの良いこの鼓動に 取り憑かれ指揮を振る 預言者たちの錆びた歌声と 奏で紡ぐ祈り 溶け出す空と 朽ちてゆく名も無き生命の囁き...
あのね ちょっと 聞いてちょっと キミに言いたいことがある 待って 少し待って...
聞こえるざわめく街の鼓動と 赤い提灯（ひかり）がリンクして 隣の横顔照らされちゃって...
祈りに送られ 陽が落ち 夜は更けて 月の弦が 音色のない調べを紡ぐ 仰ぐ天幕 飾る星辰が...
鏡音リン・鏡音レン 閉ざされた箱庭の園で ひとりの少女が...
暗い部屋で迎えた朝に 寝ぼけながら 体を起こした 一人だけの布団を片付ける 掛け時計の片方の針は止まっているまま...
1. 序 この文章が読まれている今、あなたは何をしているだろう。私は自分の部屋にこもり、画面に向かって文字を入力し続けている。この映像と時間に、大きな意味はない。だが、音楽を流してしまうとたちまち、全てが台無しになってしまうような恐怖に駆られてもいる。だからこの時間は、静寂のみが続いている。無理難題を私は画面の向こうの僅か数十センチの先にいるあなたに問いかけるのかもしれないが、どうかこの言葉を最後まで聞き取ってほしい。これから私は、自分がどうしてこのようなものを作ろうとしたのかそを話していきたい。 2. 私たちはどうして、自分自身の声を捧げているのか...
魔王を倒しに行くと あいつがあれやこれやと 仕出かし邪魔をする...
回る回る頭の中 心に火花 迸った 妄想と空想の日常にBomber...
終焉の大地の果て 残された子らは 頼りなく小さな手を重ねて 健やかなる時も 病める時も ただ信じて……...