……あーもう、何度電話しても繋がらない。 一体どうしてくれるんだあの脚本家。 映画の撮影期間中に逃げるなんて。...
人の言葉が記号に聞こえる 異国で嬲られ種が床に着く 魂を削り得た銅貨じゃ足りず 二十二週目に残された答え...
言の葉に埋め込まれた記憶 ロードしてくいつかのボク いつからだろう 意識が生まれたの 魂などなかったのに...
愛された形跡は残されてなく 滞りなく通わせた幸福もなく 残された玩具箱引っくり返して また僕は耐え抜いて作り笑顔出す...
秩序を詠った張りぼて世界は 機械化人間が大流行 ふざけたルールで己を飾った 能無し野郎が世界を乱す 他人の痛みも知らない奴が 自分の痛みを今日も振りまく...
時が歪んだ図書館で 眠る小さな書物 埃だらけの帯を解いて 中を覗き込んでた 驚きが示す 知ることの始まり さあ奏でましょう PLATON BELL...
深く森の奥底の 忘れ去られた遺跡に 流る水の調べにも似たような歌声が か細く鳴く 闇に覆われ 頼る神さえ失われた人の希望は 神に仕えし 娘一人へと向けられた...
自我の肥大化 故レプリカント 求める権威 せしめて僭称 繰り返された虚構の読経 ...
交わす言葉 強く想う 憂い抱いて 惑う恐怖 風は遥か時を越えて ―海は永久に時を謡い―...
雪の降る国 名将と名を馳せた 若き一人の 少女の話 権力も財産も 彼女はいらないけど...