遠い場所から響いた 重く鈍い撃鉄の音に いつか何処かで感じた 紅く燃える炎思い出してる 赤と青を入れ替える あの信号機は眠らない ただなんとなく道端の ひしゃげた空き缶を見つめていた...
君を好きだと言いたかった 高2の夏も今は昔 今でも君とは友達で 君には好きな人がいたね 放課後いつもの教室で 暗くなるまでお喋りした...
絵本で読んでた 遠い物語 深い森の中 踊りだす街 魔法にかかって 眠り続けてる お城の中には 初めての世界だらけ...
欲望を隠してさ 模範的な顔だね お互い様のルール 見ないふり 見ないふり 声の大きい人は 少しずつ疎(うと)まれた ああならないためにも ひそやかに過ごそう...
曖昧な解像度 秒針の共鳴 拒否権は皆無 追放のストーカー 常軌を逸した才能の 蟻...
整然と並べた本 拘りの天然果汁ジュース 洗い立て白いシャツを着て 朝食嗜む...
そろそろ覚悟してください。 ねえ。 自信を確信にするプロセスが きっと力になって...
とある晴れた朝 とても静かな 誰も いない この 部屋 そっと手を伸ばし 触れるフリをして 涙 流す 弱虫だ...
遠く消える夕陽が ふたつの影をつくる きっとこの場所で見る 最後の茜色だ 離れるのが怖くて わざと遠回りした...
無くした言葉見つからなくて もう一度明日を叫んでみる 悲しい出来事続く日々に...