蒼穹(そうきゅう)蔓延(はびこ)った 釁隙(きんげき)に飽いた凡人は 霄壤(しょうじょう)引き攣(ひきつ)った 女の子と踊る 電光石火の贋作(がんさく)乱舞も無に帰した 有限の黎明(れいめい) 恬々淡々(てんてんたんたん)と唄う...
ああ、私 どこに行くの? 闇より深い場所に堕ちて 眠るように閉ざした 瞳に映る刹那を見て...
いつもわからないこと 少しずつわかってゆく 君と僕の二人なら きっと乗り越えてく...
君はいつものようにそこの席に腰を下ろし 煩わしそうに目を細めながらこう言うのだろう 「気分が悪いのです」 僕はいつもどおり明け方2時のような脳で...
何度目の色が この箱に詰まり 響かせた音が 濁らない様に 透明な君よ どうか泣かないで ああ...
降りないね 降りないね まだ夢見てる 動けない 動けない 刻(とき)の欠ける夜 君の言葉は 焦り過ぎる 紫煙燻(くゆ)らす 猜疑心...
夢の話 煙に巻いて 呆れたまま 笑ってみた いいことだけ 並べたって きっとそれは 上辺だけで...
丁度 夕方は ぬらめく風の中 嗚呼 嗚呼 ため息は ザラザラに混じってる 深度方向は 一般人とズレている その理解とは 別件だけど 海に出てく...
物語は もう最終章 シナリオは 貴方を殺して パレイドの行進が 掻き消すから...
あの時から止まった背丈 貴方は小さい その体で何処へ行く?腕の傷は癒えたかな? 掠れてく 貴方を困らせるもの...