静か水辺 波紋 （パズルの様な景色で） 君と二人座って 浅き夢を見てる （パレットに飛び散ってく）...
うぐいす色の風が吹く場所で 君と語った あれは初夏の午後 こぼれてく...
眠りから覚めた日の記憶から解けてく つぶやいたその歌は消えそうなほど弱く埋もれて 火の川を越えてく 過ちの証...
振動感じる今宵は 静かな銀の中 心の在処（ありか）を探した 月影 窓の下 手のひらにのせた 円の中で 流れてる歌は過去に埋れて...
楔（くさび）を打ちこむ 朽ち果てた身体 倒れぬよう 大地に根を下ろす 枯れ果てた喉を 震わせて叫ぶ 君の名前...
また夢を見てた 天使の羽 この手にある未来 その道を見てた 漏れた光 夜にだけ輝く道...
ひらり君が景色に消えたら 澄んだ夜の空気さえも壊れていった そう 悲しみは深く 流れる様に 今 囁く終わりが満ち溢れて...
手のひら重ねた僕達はどこへ向かう? 埃にまみれた足跡が その夢を捨てて闇を抜けて 窓を開けて君をつれて新しい世界へ...
水影近く 手を引いて、君を連れ出す その闇を見ていた 蒼い瞳の中 微笑（ほほえみ）を返す 痛みを知ってる 時が止まる気がしてた あの日の午後...
忘れてた 懐かしい声 鍵をかけ沈めた記憶 眠りにつく私の側 透明な歌を刻んで...