薄紅の花が散っていく様を、 風花(ゆき)のようです、と、君は言いました。 甘やかに薫る君の笑顔は、...
硝子の瞳の お人形 ある夜歌い出しました 「ねぇ素敵な国へ 君を連れて行きましょうか」...
まぶた閉じて聞いた 遠い汽笛 スピカ超えて走る 赤い汽車に乗る 星の粒を吐いて どこへ向かう 光る銀河抱き 旅路終わらない...
例えば 子供の頃 夢見た世界 画用紙 収まらなくて はみ出していたね いつから はみ出すこと 恐れたのかな パレット 決められた色 並べてるだけで...
妖し共よ 舞い踊れ 今宵 誘う 人の世ぞ そぞろ吹きとじ 天狗風 そして宴は 始まらん...
絶望は友で 恐怖は己だった 醜い身体は 製造者ですら 愛せずに 身を包む死臭 継ぎ接ぎだけで出来て 死をさえ選べず 何故生きているのだろうか...
テレビの ニュースで 流れた "明日 世界が終わる" 大人は 目を伏せ 知らんぷり...
ママは いつか 言ったの 『貴女も愛する誰かと出逢うわ』 言葉はまだあやふや 泡粒みたいで 掴めなかったの...
3 2 1 GO! はだしで駆けてく誰かの背中が 「なんでだろ?羨ましい(´・ω・`)」...
いざ吹雪け もう一度 奇跡 ひとひら 乗せて 寂しさも 知らない 僕が あの日に願った...