きかせてよ キミの こえを ぼくら いまから たびだつよ あふれそうな ゆめと...
言われなきゃわからないもの 重ねて言われてもわからないもの 立派に育った電柱を見上げ 目を細めるなどした...
これらはひったくりの目撃証言です 似顔絵作成にお力添えを 潤んだ目の中で何かしらを飼っている...
空に寝ころび さかさま 目に映った 君の髪の色...
確かに分かるのは 目に見えるもので その箱の中身とか 見透かす超能力じみた...
閃光が僕の眸を貫いたから 宿題を放り出し君へと走った 五億と四千の遥か遥か...
浮世の 空よ 月夜に 舞い散る紅の花弁 夕暮れ時に 姿を隠したあの子 母と二人で 肩を並べて宙ぶらりん...
川面(かわも)漣(さざなみ)囁くことにゃ そら来るぞ そら来るぞ 麓(ふもと)皆々音のなるまま もう直ぐか もう直ぐか 奇意(きい)に巻かるるお岳の領主 良からぬは 良からぬは 寺の御仁に刃を立てて 諸々挙(こぞ)って 炎や 怨や...
六本の線と線の間 踏まないように飛び越え だれもが寝静まった夜...
ストーブのツマミをマックス 半袖で アイスを頬張るの 窓越しの 世界はさむぞら...