藍い鳥はヴァイオリン奏者 弦を片手に ひらり ひらり 何も書かれていない招待状 それでも場所は分かってる...
誰も知らない海の森 精霊と闇 溶け合ったら きっと会えるよすぐにほら...
きらり 星がふりそそぐ丘で 二人 空を見上げながら ここで ふたたび会えるときまで 友よサヨナラいつか、、、。 何気ない きっかけから深めてきた絆...
今宵 痩せた月を見て 君を思い出すでしょう はぐれた浮雲ひとり 行き場もなく漂う...
月明かり ひらひらと 舞ふ蝶のあはれよ 休む葉も すゝる蜜もなく 落つるかばね 時明かり 雪は川 朝露に消ぬべく 日は巡り 死は生に 廻る廻る彼方...
水の底深く 一人歌う少女 自慢の美しい 尾ひれを揺らしながら 十五のお祝いに 世界を知る少女...
カーテン越しに淡く 光り射す 早起きな空 私を呼ぶ 新しい朝 新しい季節 窓を開けたら 淡紅吹雪...
ひらり ひらり 舞い落つ花の ほのかな香に酔いしれて ささら ささら 木々のさざめき...
遥か古に かすかに覚えし唄 時を越え今刻む律動を伝えし我が美振 闇に阻まれし 静寂を塗り返す...
ひらり ひらり 回る踊る 桜の花びらと遊ぶ 星屑のようにキラキラと 優しく光る木漏れ陽 ふたり いつも 笑っていたね 薄紅色の遊歩道 振り返れば今もそこに 鮮やかに映る...