哀婉一片 糸の先、 霞んでは揺れる 春の花 雨だれ連なり一滴、...
静寂の夜の街 蒼い光あびて 足元に沁みてくる 君の冷たさ...
【幕開】 仇は、目の前で眠っとった 今や 帳が空へ降りて 闇に 朧げな浮世月...
投げ出された電子の海で 0と1との境界の中 覆い隠された光を想う 闇雲に手を伸ばしてみても...
渡り廊下走り、キミのクラスへと急ぐ。 「友達に会うため」頬赤らめて言い訳。 まわる!まわる!まわるこのキモチ、揺れる木の葉に描いて、...
風に揺らいで ひらり舞い散る 君の肩ごしに紅一葉 ただ寄り添えば わかりあえると 悲しみは空に消えるだけ...
すれ違う瞬間 溢れ出す想いが気づかれないように そっと息を止めて ほんの数秒の魔法をかけるの もどかしく過ぎてく時間は 私を大人へと変えてゆくのかな?...
「きっと」って前を向いて座ることもまぁ悪くはないんじゃ? そうやって言の葉に縋るようじゃ願っても叶わないさ 願い、叶え、それで一つの式になる...
僕ら不乱だ。 プライドも絵に描いた船も 紛れ込んでいた不愛想な愛で。...