心は僕と共にあることを 忘れないでいてね 君の笑顔は たくさん おぼえてる ひとりひとりの 想いをつなぐことが出来たら きっと 名前も知らない あなたへ届くでしょう...
天文学と理論思考 瞑想中の頭ん中 積み上げられた不安から 世界を見るよ 憎たらしいほど晴れている 覗いた先は神様だらけ 失踪したての運命が 君を待つよ...
三日月にまたがれば 眼の良い君は見つけてくれるかな 空いた手が寂しくて ひとりで組んで膝を抱えた 君と繋いだ手を 忘れられない 今夜も眠らぬまま 風を切るよ...
夢を追った親友は遠くで死にました 声も出ない体で帰ってきたんだ そいつが残した物はたったひとつだけ 費やしきって行きついた一枚の写真...
引っ越し作業の 途中見つけた 押入れのダンボール ひっくり返すと おもちゃにぶつけて窪んだ 僕の地球儀 オーストラリアと ニュージーランドの 間がへこんでて 赤道を走ってる 赤い線が 焦げ茶になってた...
僕らの飛行船は今 見えないホタル星を追う 感情が冷めないうちに 大気圏を抜けだそう 夜空を眺めすぎた目は 苦しんだ光を見つけた その合図瞬く君へ ふさわしい声届けよう...
磁力に引かれて助かった 2匹の猫の物語と 凍るような凍てつく体温 温める勇気の唄を 送るよ 叶えられる独り言 君を追って散った夢...
片腕落とした猫は じゃれ合っていた お気に入りのピンクのリボン絡ませて 片目を失くした猫が 近づいてきた 首輪に付けた ちっぽけなのはU字の磁石...
眠れない夜に 埃(ほこり)被ったストーリー 古い絵本開いたら 手を引かれ 吸い込まれちまったんだ 転がり落ちたら 見たこともない風景 現われたのは 頑丈な扉の守り人...
夕暮れオレンジのバス停 彼女が座る 白いブラウスに溶けたのは 僕と夕焼け 例えば神様に魔法をかけてもらえても ぶどう飴みたく甘すぎて 声もかけれない...