今日までの記憶の全部を消してしまう時まで眠れない 明日から生きていく自分の身代わりが欲しくて堪らない 大丈夫と言わせて 後から君のせいにさせてはくれないか...
分かんないよ 新たな希望なんて 考えはどうせ何度も擦られる 体がまだ声に追いつかない...
廃退と相対と群青 価値なんてどうだっていいし もーなんかどうかして頂戴 慰めて硬化した脳で こじらせたまんまの誓いで 道理を見下そうなんて...
息遣いはもう雪の下 灰色だった つまらない気持ちを振り避けて...
そう簡単な祈りだった 端から 段々と消える感嘆 今から緞帳が上がるから...
帰り道ゆっくり遊んで消えた ためらう目まで奪う優しさで 薄く淀んだいつかの手なんかじゃ言いたいこともない ない 媚甘えて賢く確かめたの なんて贅沢なんだろう 可笑しくって...
歩き出す。足掛かりは一つもない。 自分もない。貰い物で出来た集まり。 使い切った写し身はもう戻れない。 値段のない世界の偏りを示している。...
固めたいです自分の身 ゆるやかな脳が叫ぶ ここは空っぽで埋められるのを待っている 実態は自分のせい 手応えが無いばかり...
ただ自分の道だけ踏みしめて歩きたくて はみ出さないようずっと慎重に進んでた ただ自分を信じてまっすぐに線を引いて 乱されたくない思いで忌み嫌っていた...
心と感触の乖離を今激しく感じている 疚しい気持ちで胸が満ちて陰っていく 呼吸音が一つだけ残り辺りは静に満ちている...