遥か彼方雲を抱く空に風よ恋しさを運べ彼の地へ いつか帰る人を待ち続けて何度巡る春見送っただろ。 祭り歌声髪に挿した花色褪せぬこの胸の中ざわめく。 青い草に思い揺さぶられるけれど今も寄せる心は永久に響くよ。...
季節の薫りに 彩る景色綾なす 風に舞う ひとひらの葉と 友に贈る 思い出を...
今日も始まる 悪夢の一日 街には 暗い顔が群れをなす 朝から晩まで 仕事をしたって 少しも暮らしは 楽にはなりゃしない...
出口は見えない 思考回路はり巡らせ 先走る想像 答えは何処にあるの 当たり障りの無いような 澄ました言葉じゃ 私自身の 核心にも 触れられない...
春は何処? 春は何処? 実りの時よ 丈高く 頭を垂れる黄金の麦 土に埋もれる馬鈴薯の丘 山なす実りをいざ求め 南へ 南へ 実りをもとめ...
君の瞳に映った僕は 少し間抜けな顔してる 風より優しく 雲より真っ直ぐ 君を守りたくて 迷い込んだ森の中で 輝く四葉のクローバー 見つけたみたいに...
冷たい大地 蹴り上げて 長い髪 たなびかせて 揺るぎのない 強い気持ちに 体中 満たされてる...
眠れる獅子は目覚め 見果てぬ夢を追う 眠らぬ街は永久に 未来(あす)なき明日を追う 私はひとりで 瞳ひらく夜 闇の奥でいつまでも...
あつい夏の日差し 赤く染まる木々の影 町を飾る窓辺の音色...
「哀しみ」は忘れようとしました 「憎しみ」は消し去ろうとしました 「愛情」を覚えようとしました...