この世界には魔法も奇跡すらも無いらしいけど 私を狂わす悪い魔法使いがいます 冒険の無い退屈な日常をキミが変えてしまった 何をバカなこととキミは言う「世界は平穏で退屈なままだ」と...
熱い素肌 潤んだ瞳さえ枯れ果てる 視線の先こびりついた貴方の影 闇に蠢く深い意識に迷い込んだ先には あの頃描いた桃源郷...
それは突然やって来ました 隕石群が捕捉されてから 各国は様々な対策を講じたものの...
粉々に千切れた魂に 悪魔はそっと腰掛ける ゆっくり瞳閉じた私に...
真昼に迷い込んだ月 雲間にカモフラージュして うつむく君は いったいどんな 表情をしてんの?...
刻まれた時間の渦の中で 僕たちは再び出逢えたんだ 過去を取り戻せた 一億分の一の奇跡...
夕暮れオレンジのバス停 彼女が座る 白いブラウスに溶けたのは 僕と夕焼け 例えば神様に魔法をかけてもらえても ぶどう飴みたく甘すぎて 声もかけれない...
揺れる列車の中 窓に映る顔はどこか寂しげだった そっと瞼を閉じ想いをはせる あの日のあの場所へ あの時私が言ったのは描いた想いと逆の言葉...
暖かい春の静かな日差し 公園からのコーラスが耳を撫でる 暗がりから眺める窓が...
月夜に浮かぶ濡れた柔肌 シーツの波間で漂う君 瞳を見詰めそっと囁く「アイシテル」これはフェイク 言葉遊びを愉しむ二人 素肌を見せて孤独を隠す...