太陽がふいに俺を誘(いざな)う 偶然がくれた静かな午後 ゆるやかに続く丘を選んで 青く透きとおる海に逢いにきた...
張りつめた空気が好き 高まる鼓動広がってゆくよ 深く息吸い込んだなら もう前しか見えないわ...
深く深く透きとおる 海の底に 小さな花 微睡んでる 甘やかな風の調べ 虹をくぐり 魚達は 空に遊ぶ...
背高(せーたか)のっぽのヒマワリにちょっとだけ追いついた キラキラしてた陽射し 今日は優しい このまま時間が止まればいいナ ギュッとギュッと瞳(め)を閉じた 緑の風の中...
夏の終りのペイブメント 彼の背中をみてた 透きとおる 熱い肌 何か言いたげだった...