退廃的な言葉で この場で 愛を詠う その全てに惑わされる前に 自称、異常名乗って 以上、くだらねぇ人生でした...
退屈なストーリーと倦怠感 生きている様まるで三流映画以下 望み薄な人生と四畳半...
凍える 震える 身体一つ 何処へも行けない浅ましい夜 誰にも聞こえない心凌ぐ...
眩暈がする 二十三時 それとなしに言えるように あなたならと意気込んで言葉にした...
波際を見ていた 夏の終わり 夕暮れの匂いがまだあの日のふたり 前髪を揺らす潮風とはしゃぐ君を見た 後ろ姿...
後悔する術も無いような 傷ばかり増えていくような 何処へ行っても嘲られるだけ惨めなアウトサイダー 赤く染まる帰りにあの子変わらず店の番だ...
悲しみにも似たような 痛みの所為か目を塞いでも眠れなくて 擦り切れた思いが零れ落ちていく...
こんな言葉も今だけは 慰めてくれるだろうか そっと触れた指はひどく...
あなたの背に面影を探し そのどれもこれもが美しくて この痛みにも目を瞑れば...
また宙に散らばった 正しさなんてないと分かっていても 感情さえも遠のいて...