ねえ 覚えてますか 私の名前 肩に積もった雪を 振り払う ねえ 届いてますか 私の想い...
君が居て僕が居て 当たり前の日々も 聞き慣れた曖昧な コトバで終わりだね 意味もなくうつむいた すれ違う雑踏の...
あれが欲しいわ これが食べたいわ すべて与えて尽くした僕さ 残高ゼロで融資もギリギリ...
真夏の下 荷物の中 コロンと飴玉 ひとつ 太陽の元 揺らめく陽炎...
虚像に塗れた私 まるで神様みたいね 本当の気持ちとか知ったかぶりで...
木の葉ひらひら 色めく山の端 今宵も 木犀の香がはためく 闇に溶け入る美しき君の 嗚呼...
やがて雲間とぎれて 雨上がり静けさ 朝つゆ おどれば ら ゆらら 靴紐ぎゅっとむすんで ましろい雲が笑って...
しゃなり 通り過ぎゆく 彼のひとはよもぎ色の帯 色めかし菖蒲の袖 翻すは百合のようで 縹の色無地を召し 闊歩するはいとうつくし...
『さぁー 料理もオ・ト・コの料理の仕方も任せなさい!』(ルカ様☆ ルカ様☆) 『さすがお姉様 今日は巡音家の牛丼作り スタート!』(おぉー) あるところに料理の好きなぷるるん姉妹がおりました(ぷるるん?) 今日は特別 秘密のミラクルスペシャル牛丼作りますっ(わかりましたー)...
丸い夕日が 「また、明日ね!」と 西の空へと 歩き出すの 影踏みみたいに スキップをして 今日一日 振り返った...