黝い世界は 季節の移ろいも無く 光を求めてる 誰にも知られず 名も無き幼子は 行く宛ても無く彷徨い...
過ぎ去る日々にすがりながら すれ違う僕ら許して 夢の続きを見るためなら...
あるところにドロシーという少女がおりました。 幼いころに両親を亡くしたドロシーは、 叔父と叔母との退屈な生活に飽き飽きしていました。...
「名無し」の名前を誇り 歩いてくんだ 楽しいこと嗅ぎつけて 次の街へ進もう 「独りぼっちは寂しくないの?」 行く先々で 哀れんで 上から目線 尋ねてくるけど...
”好き”って何だろう? 抑えられないこの気持ち あなたに出会ってから...
大事なもの 失くすくらいならば 何一つ 持たなくてもいい 譲れないと 意地を張ってみても 何一つ 変わりはしないのに...
ひからびた言葉をつないで それでも僕等シンプルな想いを伝えたいだけなの 吹き抜けるくすんだあの日の風は 昨日の廃虚に打ち捨てて...
ジリジリと鳴り響く 目覚ましで起こされた ギラギラと太陽が 今日もまた 絶好調 眠たい目こすっては 君の背中追いかけて 駆け足でつまずいて転んでは 落ちこんだ...
あぁ 静寂(しずけさ)に耳をすませば あぁ 今宵こそ ほころぶツボミ 月の下できらりと光るのは 真珠色の涙...
海の真ん中 目覚めた 囲まれた いかついドクロが おいらに怒鳴る 「おまえはいつまで寝てんだ、やつらがそこまで来てんだ」 その瞬間(とき)全てが 動き出した そうさ本物だったんだ...