ひとりっきりの からっぽな夜 耳もときみの声 欲しくなるよ 午前2時半 眠れない日は じっと孤独を抱きしめてるんだ...
ひび割れた心に 自己愛が作り出す仮面 熱く焼け付くのに 凍りついたまま 生きてる人形は 規則的に動きだし...
静寂のさき星が落ちるよりも速く 淡い夢の一片さえ傷んでいく 夜の底に潜むものに怖れを覚えて...
見聞しもの總てが事新しかつた 彼の日頬を撫ぜた風の如く ?へずともあたゝかな心地に包れた...
僕たちの光が消えてゆく 粉々に砕けた欠片の宙(そら) いつか見たあの風景は 二度と叶わないけど...
さよなら 忘れていたいのに 心変わりなら もう 醒めないで カラカラになって 枯れ果てる命...