刀折れ矢尽き 清（さや）けし波濤（はとう）に 吾が身散り果（は）つも 顧みはせじ 怖くなんてなかった そう御主がいたから...
退屈でくだらない 長閑な午後の授業 窓の外の流れる雲を数えてみる...
仄（ほの）かに薫る 弥生の風に 唆（そそのか）されて ふわっとした未来を抱く そんな季節 多分僕が 明日は晴れると どんなに信じても 曇ったままで この世界は流れてく...
かけがえのない大切な絆を 失くしたあの日 一人じゃわからなかった想いを 見つけたあの日...
ただーいまー 時と場合選ばず突然 お構いなく不意にやってくる これは緊急事態（スクランブル） 不法侵入...
自然に耳を撫でる 甘くて心地がイイから もう 決して逃れられない 誰もが誘惑に 気が付けば世間（マワリ）に流され でも どこにだってある情景（ケシキ）...
事勿（なか）れ主義 愛想笑いのバラ撒き あれこれ理由つけて 自分と向き合えない 過ぎ去ったチャンス いつもすぐに社会のせい いい加減にして 本当に欲しいモノを思い出して...
涙浴びて 濡れて光る夢 輝き溢れ出す 空見上げて 迷い捨てて この想いを叶えるよ 光差した気がしたんだ 霞んで滲んだ正しい景色に イマ此処ニイル私 ニセモノだったと気付いた...
「今ここで頑張れなければ、 もう僕は一生頑張れない」 そう思った場面が、人生で何度もあった...