大概こんな地下歩いてりゃあ 埃のひとつも被るわな 閉じっぱなしの前のそこが 昨日も今日も不感症...
白くぼやけた 朝焼けの森 差し込み始めた次の光 時間はすべてを変えてゆく 僕らも 僕らの絡まる模様も なのにどうしても どうしても 忘れたくないほど...
どれくらいの雲を越えただろう 舞い上がり切った僕の声は 山びこ鳴らし涙くぐって 上から包むんだ どれくらいの夕陽を観ただろう 去りゆく一日と共に もうすぐご飯が待っているのに まだ少し遊んでいたい...
形振り(なりふり)かまわず歌い散らして 明日を今で繋ぎ 手に入れたものは なんでだろう 眩しくて笑えるね? あなたの愛があれば 僕は胸を張れる...
新鮮な空気もとめて 旅に出た○○(○ー○○)の街に たまたま出会ったあなたは 驚いた顔をして ちょっとしたお小遣いがきっかけで ああ 素敵なことね...
いま誰と観し日本の 風流と仰ぐ朧月夜 咲けや咲け 梅 桜 桃 の花 闇 彩れ 人ごみの あふれかえる公園路 訪れた春の薫り 憩う週末...
助手席 ひとり 残って考えてた あなたが連れてきてくれた フロントガラス 向こう側 気まぐれな天気 苦笑いでね 「もうすぐ降りそうだ」って「急ご」って...
さっきのカフェラ・テが 良かったと君は笑い お店の数も増え 立ち寄り放題で それから 気に入った 情報を持ち歩いてさ 皆と どこででも つながってる...
どうして キミがそこに いるのだろう 透明にそびえ立つ 夢の甘い摩天楼 罠にはまるような気持ちで 向き合ってみればそこに...
一点ただ重なるだけの二つの欲望 ドクドク打って黒の中に紅くみせる たったいま込み上げた衝動でここから...