誰かが書いた流行(はやり)の曲を聴いてみても 心のどこかで 自分とは違う 世界のようで ノイズまみれの すり切れた日々 聞き飽きた子守唄から目を覚ます...
ヒザを抱え込んだ 君は 涙を溜めて 震えている 壊れた夢を 抱いて...
近づきすぎた君と僕の距離 離れたくても離れられない 君の視線 僕を包みこんで 嘘なんてつけない わかってる...
遠く遠く離ればなれでも同じ星を見てる 川に向かい投げた石が水の上を滑ってゆく 感情が途切れたとき石は沈む...
通り雨が街を飾る 歩くように アスファルトが少しずつ 黒に染まる 窓から手を出して 濡れた指見つめて あの日と同じ匂いを感じてた...